2011年12月24日土曜日

中国人観光客が回復

日本政府観光局(JNTO)の調査によりますと、11月の訪日中国人旅行客は92,300人で、前年同月比で35パーセントも増加しているそうです。にわかには信じられませんが、今後の回復は大いに期待できるのかもしれません。

自分が旅行客だったらどうだろうと、ちょっと想像力を働かせてみますと、まず、中国にはもとから日本に行きたいという人が多いわけです。桜の季節にどっと押し寄せるはずだった彼らは、旅行費用を持て余し、日本の代わりに韓国へ、などという傾向もあったようですから、なかなか代替品に満足してはいないということもあるでしょう。

福島の原発事故の影響は計り知れないほど大きいに違いありませんが、それでも「行きたい」という気持ちが完全に消えてなくなってしまうわけではないはずです。

私たちは、「欲しい」と思った物を手に入れるためには、その物に対する悪い評判が耳に入ってきたとしても、良い評判の方を喜んで受け入れます。否定的な情報より肯定的な情報が好まれるということです。

「放射能に汚染された日本」という情報がある一方で、「除染も始まって安全管理をがんばっている日本」という情報も入ってきますから、様々な情報を総じて良い方に解釈する人が増えてくるのも時間の問題でしょう。